私推日

BTSで初めてK-POPにハマった大人ARMYの推し活と日常

ジャンル外フォロワーにオススメするBTSのMV7選

なんて分かりやすいタイトル!
頼まれたわけでもなくただフォロワー見てくれ!という思いだけです。なんなら実際に見なくてもいい。
あくまでジャンル外フォロワー向けなので新規アミに向けたものでも特定の個人に向けたものでもなく、7選なのはメンバーの人数に合わせたってだけでランキングというわけでもありません。

ちなみに!
PCでYouTubeを見る際、英語字幕設定がある動画に限り、再生画面右下の歯車マーク→自動翻訳→選択欄の一番下にある日本語をクリックすると英語から翻訳された日本語字幕が出せるのでなんとなくの歌詞も分かります!
ただ動画毎にいちいち設定しなくてはならないので悪しからず。


①11億回再生って何億回再生?「DNA」


BTSのMVといえば取り敢えずこれ、みたいなところがあるDNA。
K-POPだな〜!という派手髪の顔の綺麗な男たちが踊りまくっているので取り敢えず何も考えずに見ても楽しめる。
歌詞は「僕達が出会ったのは偶然じゃなくDNAに刻まれた運命なんだよ!」っていうハッピーソング。
BTSのラブソングは一時期以降全てアミソング(ファンソング)になっていると思っているので、つまりBTSとARMYはラブラブハッピー!(……)
そしてよく見るとダンスが中々エグいし顔がよくてしかも色んなタイプがいることが分かります。
しかしシーンごとに衣装どころか髪色も変わってしまうのでメンバーを覚えるのには向かない。

②エグい程に顔とダンスのキレがいい「Black Swan」


DNAと正反対のBlack Swanは歌詞の内容も合わせてダークトーンのMV。
BTSは主に「自分たちのこと」を曲に込めるのですが(ヒップホップのカルチャーね)、この曲は有名な舞踏家の言葉をモチーフとした歌詞で、要約すると「音楽にときめかなくなった死がなによりも怖い 死なないために踠き続ける」というめちゃくちゃ重たい感じ。
でも自分をときめかせるのは自分だっていうような強い決意も感じられる曲になってます。
オタクは推しに健康で幸せであってほしいけど、努力して足掻く姿もまた美しく応援したくなるものなんですよね……罪深い。
顔がよくてメンバーの識別がしやすい。

③この雰囲気が嫌いなオタクはいません!「피 땀 눈물」


カタカナ発音では「ピッタンヌンムル」日本語で「血汗涙」
歌詞よりもまずMVを見てくれフォロワー!このいかにも「考察してくれ」と言わんばかりのこの雰囲気。
絵画、彫刻、詩、モチーフとされてる映画など、掘り下げたらキリがない。
ちなみに日本語版のMVもあり
https://youtu.be/7OX7dIRReSA
こちらの方がよりストーリーに重きを置いた構成になっていて、コンサートなんかの映像にも本国版ではなくこちらの映像が使われるくらい。
通称ぴったんは2016年のアルバム曲なんだけど、2013年にデビューしてこの年で初めて年末の授賞式で大賞受賞を果たした思い出のアルバム曲でもあります。

④ちょっとここらで小休止「Stay Gold」


ちょっと重いのが続いたので爽やかなMVを。
現時点での日本語オリジナル最新曲。
うん。爽やか。可愛い。
でもどこか薄らと漂う不穏感に気付いたそこの貴方、素質ありますよ。
別にMVの雰囲気そのまま受け取ってもいいんだけど、薄らとこう、マッチ売りの少女的な感じがね、うん。
先述の通りBTSは考察要素モリモリなので(特定の人物がバスに乗ってることにダメージを受けるファンがいる等)
ちなみにあの天国みたいなところの草花は背景以外全て実写です。バカと天才は紙一重ですね。
あとBTSの場合、日本語楽曲はほぼ外部発注なので言語以外もいつもと違う雰囲気を楽しめるので結構日本語オリジナル曲は好きです。

⑤こんな時はより聴きたくなる「봄날」


カタカナ発音では「ポンナル」日本語で「春の日」
曲中繰り返される「보고싶다(ポゴシプタ)」は「会いたい」という意味。私も会いたいよ〜〜〜ㅠㅠㅠㅠ
彼らが様々な事情で会うに会えなくなった友人等を想って歌った曲ではありますが、韓国のあのセウォル号事件について歌った曲であるとも言われています。
一応明言はされていませんが、明確な否定もされておらず、特定の事件についての曲であるというインタビューには肯定的に答えています。
音楽番組などのダンスパフォーマンスの際、それぞれが「被害に遭った高校生」「遺族」「時間」等の役に分かれてそれを再現しているとも言われているので是非それも見てほしい(あとオタクの統一感)
https://youtu.be/cMqmnhgNLXY
このMVに限らずですが、作家ボルタンスキーの影響も多く見られます。

⑥エモさの塊に言葉も詰まる「I NEED U」


曲だけでも聞いてくれ、いやMV見るだけでいいから、いや曲だけでもいい、いやMV(略)
BTSの真髄、ストーリー仕立てのMVです。
これは花樣年華(人生で最も輝く瞬間)シリーズの一作、考察厨の永遠の課題。
様々な問題(DV、貧困、ネグレクトなど)に苦しむ若者たちが仲間を得て人生に希望を見出すも、仲間と離れればまた現実が襲ってくる厳しさ。
儚くも美しい青春。
中々な流血シーンがあるので韓国ではMVに19禁規制がかけられ、そういうシーンをカットしたバージョンも出されました(なのでこちらはOriginal表記)
推しに人殺し役をやってほしいオタク垂涎()
実はこの花樣年華シリーズはループものとされていて、その儀式のシーンも描かれています。
この他のMVにもそれを匂わせるシーンが多数あり、Stay Goldのように全く関係なさそうなMVにもその花樣年華の匂いを嗅ぎとるセンサーが搭載されるようになります。
そしてこのINUBTSが韓国の音楽番組で初めて1位を獲得した記念すべき曲で、思い出の曲として挙げられることも多いですね。

⑦愛に苦しむ姿が狂おしい「FAKE LOVE」


うんうん、これもまた花樣年華だね。
アルバムとして花樣年華シリーズは一応終わっていてこれは別のLove Yourselfシリーズなんですが、⑥のINUと続けて見ると分かりやすいように、どう考えても花樣年華なんですよ。
歌詞としては「君の理想の『僕』を追い求める内に僕は『僕』を失った」というようなもの。
これはアイドルとファンにも置き換えられます。
ここの2018年に私はBTSと出会ったわけですが、このアルバム制作中に前後して、実は解散を考えていたという衝撃。
FAKE LOVEの前のDNAで既にアメリカでも活躍していましたが、FAKE LOVEで更なる躍進を遂げ、2019年には解散を考えて皆で泣いたことも笑い話にできる雰囲気にはなっていました。
本当によかった……。




以上、本当にサラッとしたMV紹介でした。

基本的にはストーリー仕立てで、常に考察の余地が付き纏うので私が好きにならないわけがなかったBTS
他にもMVではなくMVの内容を補強するショートフィルムシリーズやHighlight Reelなる連作のショートムービーがあったり、MV本体が出る前の意味深なTeaserがそれぞれ数パターンあるのは普通で、同じ曲のMVでもバージョン違いがあったりとMVに関する映像コンテンツだけでも盛りだくさんで有難いながらもいい加減にしろ(憤怒)と思わないでもないところがある笑

考察しなくてもいい、見るだけ、聞くだけでも楽しめるから。でも気付くと考察ブログとか読み漁ってる。
メンバーもファンが考察していることを知っていて、新しいMVなどを制作する度にファンがどんな反応をするかが楽しみなどと楽しそうに語っていますが、そういう考察だけでなく、どういう思いで楽曲やMVを撮っているかなんかを知るとますますBTSが好きになるし、ファンでよかったなって思いが募ります。
今回はジャンル外フォロワー向けのチョイスだったわけですが、明るくて華やかなMVもあるからね!(BWLとか)(あれも最後の最後不穏仕立てだけど)