私推日

BTSで初めてK-POPにハマった大人ARMYの推し活と日常

Interlude:Shadow 感想

だいぶタイミングを逸してしまいましたがやっぱり書いておくべきだなと思いまして。

大方の予想を裏切らず、ナムさんのIntro:Personaに続きユンギがShadowを担当してきましたね。
ちなみにMAP OF THE SOUL:PERSONAが出た時にIntroがあるのにOutroがない、とチラッと話題に上がりましたが、最新アルバム「7」で間奏を意味するInterludeが出てきました。
PERSONA同様アルバムタイトルかと思われていたShadowとEgoがComeBack Trailerとして名を連ねてきてアミ驚愕。
これだとEgoが順当にOutroなのか、そして予想通りホビが担当するのかも怪しくなってきました(私はストレートにホビだと思ってるけど)
個人的にはアルバムタイトルの「7」もそのままSEVENや칠と読むのかも疑わしいです。

第一印象

うん、これ。
聴き始めてまず「おや?」って思ったんですよね。
音楽のアレコレに明るくないので細かなジャンルなんて分からないし、BTSは常に新しいものに挑戦していく人達なので私が覚えた違和感なんて特に意味はないかなと思いつつ、2:18から(あ、こういう転調好きだったよねユンギさん)(お、いつものユンギさんぽいラップになってる)って感じるようになったんです。
で、これ、できるアミによるとO!RUL8,2?のTrailerを逆再生すると違和感があったShadowの前半部分とほぼ同じなんだそう。
(知らなかった人はツイッターで shadow 逆再生 と検索してみてね!)

え?なに私結構聞き分けできてる?
O!RUL8,2?のTrailerだったらユンギさんよりもナムさん寄りの作曲じゃないですかね?
Shadow何周かしたあと、moonchildを聴きたくなってたのが不思議だったけどそれで理解した。
そのベースに合わせてラップをしているから違和感があったのかも、と思うと私凄くない?(たまたま)

MV

なかなかブログ更新できなかった理由のひとつとして、せっかくなら分かりやすくスクショ貼りたいとか思っちゃったんですけど、まあスマホしかないから全然任意のタイミングを収められない。
微調整しているうちに気持ち悪くなって諦めました。
スクショはパソコン勢に任せた。

EXITしかない空間、ユンギさんに飛びかかるものと窓に張り付く黒い人影。
ユンギさんが白い服になるのは砕けた鏡のようなものが再構築されてそこに写り込んでからですよね。
鏡といえばReflectionやFAKE LOVEのナムさん、RUN両バージョンのユンギさん。
あとは身なりを整えるためだったり髪を切るためだったりでも出てきますが、それは鏡を鏡として使っているものなので置いといて、なにかの象徴として使われてるのはそこら辺かなと。
鏡は鏡像、同じだけど違う。
鏡は対称、内なる自分との対話、とか?

こちらは様々な羽根や王冠を背負わされてるユンギさん。
言葉を選んだものの、やっぱり「背負ってる」というより「背負わされてる」というのがしっくりきました。
というのはもちろん、歌詞がそう言ってるから。
一部ではアミマークがユンギの羽根になってると言うアミもいますが、まあその通りなんですよ。
アミが押し上げたから彼らは今の高さにいるし、アミにいるから今の高さ以上を目指さなきゃいけない、アミがいるから墜落するわけにはいかない。
アミは翼であり鎖なんですよ。
それはアミだってそんなつもりはないし、そうやって彼らの重荷になってると思ってない(気付いてない)アミも数多くいる。
彼らにもっといい景色を見せてあげたいと思う純粋なアミほど陥りがちなんじゃないかなって思うところなんです。
「良かれと思って」は呪いの言葉というのが持論です。
結局どこのジャンルに行ってもそうなんだな。

パシャパシャと無遠慮に撮る姿はサセンや礼を弁えないメディア、そしてコンサートに来ているのにレンズを通してしか彼らを見ていない人のようですね。
あちらの文化なのでマスターを強く否定しない(肯定もしない)ですが、アイドル(アーティストでも)ってただでさえ商品として作られた偶像なのにそれを目の前にいても肉眼で捉えずレンズを構えるというのに思うところはあったので、いつぞやのコンサート直後のV LIVEでユンギさんが直接一言呈していたのはなんというか一種の安心感がありました。
推しと同じ方向なんだなって。
ユンギさんコンサートでペンのレンズにペンサしてるの見たことない(見たことないだけかもしれませんがね)

(なんか、偶然会えて嬉しいファンっていうのはまだ理解できるけど、空港で張り付いて偶然を装って囲むように同じエスカレーターに乗ったりって嬉しいか?その図を撮ってる人も結局盗撮なんだけど)

歌詞

韓国語できないポンコツなので任意で和訳してくださっている方々のを読み漁る次第なんですが、ユンギさんてそもそも主義主張が一貫している人だと思うんですよね。
ホールジーとコラボしたSUGA's interludeはホールジーのアルバム内での位置は正直よく分からないけど、Shadowと同じく間奏を意味するinterludeでした。
これはSUGAの間奏というか、ミンユンギがSUGAとして生きる時間の中の間奏部分なんじゃないかなって思ったんです。
SUGAとして表に出している中でのミンユンギの部分、まあ要するに本音なんですけど、許される程度の本音というか。

っていうかね、これが出た時に一部がザワついてて、今更なに言ってんだ?って思ったんですよね(ザワつきのメインは別のところだけど)
ユンギさんはずっと言ってた。
バンタン会食とか、タリョラとかでメンバーに対して飛躍が急激すぎて怖くて泣いたとか、上がればいつか落ちるから、それが墜落じゃなくて着地だったらいいって。
ソース出せないのでいつ頃とは言えないんだけど、平沢さんの豊洲現場で東京に遊びに来てたリナちゃんに「分からなくていいから取り敢えず聞いて!」って感じで語ってた記憶があるので曲が出てからの記憶の捏造では絶対にない(そのリナちゃんは見事に沼入りしました)


(この子の文章と落ちていく勢いすごく面白いので読んでほしい)


話がベッドスライディングした。
流れを戻して歌詞の話です。


歌詞で挙げられてる7つの望みってものすごく贅沢なもののようだけど、今の彼らは全て叶えてしまってるものだと思うんですよね。
スターだし、王者だし、大賞総ナメだし……それらを叶えてしまったが故に今の位置に立たされて怖いと怯えてる。
叶ったが故に次の望みが分からないのか口にできなくなってるのか。

そもそも、ユンギさんて予言者って言われてた時期ありましたよね。
東京ドームとかビルボードとかグラミーとか、ユンギさんが口にしたことは叶ってきた。
でもそれってユンギさんが未来を予言したんじゃなくて、有言実行を果たしてきただけ、口にした目標を叶えるために努力してきた結果に過ぎないんですよね。
そうやって真っ直ぐ前を見て突っ走ってきた人が、Give to meしてきた人が同じ監督でShadowを撮ってるの面白いな、と今書きながら気付きました。
飛ばせないでくれ、スポットライトを当てないでくれって。

(そういえばミクテの時もInterludeありましたので、間奏はユンギさんの本音に近いものを零せる場なのかなぁとか)

Agust Dの時もだけど、こういう歌詞が出るとショックを受ける人がいるみたいだけど本当に今更なんだよなぁ。
個人的な感想ですが、こういうのを出すことによってエンターテイメント化されることなんてとっくに承知の上でやってると思うんです。
先日、Shadowが出たあとにユンギさんの病名というか症状をまことしやかに書き連ねたツイートを見たんですが、それってソースどこ?って感じだし、私が見てない(忘れてる)だけで明確に本人が回答していたり、そのツイート主が医療従事者で具体的な理由に基づいての発言だったかもしれません。
そのツイート主の意図としては「これだけのものを背負ってた人がこんな歌詞を書いてる」っていうお涙頂戴的な内容だったと思うんですが、こういうのが出てくるのも含めてエンターテイメント化、感情の消耗品化されてるなって思うんです。
それ自体が悪いことだとは思ってないです、捏造はよくないけど。
言い方は悪いかもしれないけどアイドルにせよアーティストにせよ、誰かの消耗品になって然りなんですよ。
だから「ここまではご自由にどうぞ」ってラインで出されてると思ってます。
ミクテはまた別だけど、BTSとして出してるものに関してはある程度自分の中で吹っ切れてないと事務所がそうさせない……はず。
実際Shadowの中でもそういう歌詞になってますしね。
言い聞かせてるように思えなくもないけど。

最後に

BlackSwanの歌詞にあるように、音楽が止まったらSUGAとしての死を迎えるから間奏が一番ミンユンギに近いSUGAなのかな……というまとめでした。
感想ブログ難しい!
新しいアルバム楽しみ!

(そういやCONNECTツイートの逆順にPersonaナムさん、Shadowユンギさん、Egoジョングクってワンチャンあるのか)